WORKS

お父さんがこもりたくなる書斎

お客様のご要望

築 13 年の戸建てのご主人の書斎件、寝室部分。大きな道路に向く北と西に大きな窓があり、寒くて、外の車音がうるさく、 使いがっての悪い部屋を快適に過ごせるよう(ついこもってしまうよう)に提案してほしいとのご要望。
デザインコンセプト

studio Maからのご提案

部屋でネックだった階段上にあたる中途半端な押入れを半分に区切り、廊下側からの物入れと、残りの半分に下が収納のロフト風ベットを 造作で作りつけました。ブラックアイアン風のオリジナル梯子と手すりも設置。頭部分が元押入れに部分になるため、ちょっと隠れ家的で、 小さな本棚とインダストリアルな照明をつけたことで、寝る前に本を読むのが楽しくなりました。 その造作ベットに並べて、使いやすいオープンクローゼットを入り口からは見えないように壁をつけて設置。そのシーズン使う洋服や、シャツ、 そして趣味のギターも置き場所を確保。沢山お持ちの大好きな帽子も見せて飾れるように、アイアンでバーをその前に設置。 また、もてあましていた窓は内窓をつけて 2 重にすることで、寒さと音を軽減。窓辺いっぱいにワイドの広い机と本棚を造作し、書斎コーナーを新設。 部屋を囲むように家具造作することで、それまで足場も全くなかった部屋に空間を生み出すことが出来ました。 アクセントのブルーカラー、ブラックアイアンの階段や、造作机のウォールナットカラーで男性の部屋らしいメリハリ感を出しています。 窓のロールスクリーンをイエローグリーンとブルーで組み合わし、小さいながらも使い勝手の良い、ご主人が、ついついこもってしまいたくなるような、 インダストリアルデザインの寝室兼書斎になりました。

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